小さくなって戻ってきた包丁と毎年咲く胡蝶蘭

萩原章史 男の料理

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数ヶ月前、ショックな事がありました。
コスミック團十郎という高価な包丁が大きく刃毀れしたのです。
息子のうどんを作る時、横着して、少し解凍した冷凍うどんを切ろうとしたら、
大きく刃こぼれしたのです・・・
『大ショック』

高価な包丁の刃こぼれというダメージ以上に、
「この私が迂闊にも、刃毀れなんぞしてしまった・・うぅぅ・・」

結構大きな心の傷になりました・・・

買った店に持っていき、研ぎ直しをお願いしたら、
数日後に電話で「少し時間は掛かりますが研ぎ直しできるそうです」
と連絡がありました。

きっと、木屋で研ぎ直すんだろうな・・

さらに数週間後、研ぎ直された包丁が戻ってきました。

『小さくなっている・・・』

そうです。
大きな刃こぼれを直すには、全体に大きく削ったのです。
まあ、それでも凄く切れるようになって戻ってきました。

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全く関係ないですが、5年前にdancyuの町田さんから、
食文化創業10周年のお祝いに頂いた胡蝶蘭が、
大した手入れしていませんが、毎年、花を咲かせます。
水やりは時々しますが、他には大したことしてないです。
不思議な事に、毎年、4株のうち最低3つは咲きます。
今年は1株だけ咲かないですが、3株は立派な花を咲かせています。

包丁も胡蝶蘭も大事にすれば長く持ちます。
やっぱり、価値あるものは価値があるのです。

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