3/2 大門商店の熟成肉を堪能する会

うまいもん名物 食の会

こんにちは (株)食文化 スタッフ比留間です。
うまいもんブログを書くのは初めてですが、普段は青果物の出荷業務を行っています。

旬の果物の事をブログに書いてみたいと思いつつ中々書けずにいましたが、
大門商店さんの熟成肉の会に参加し、とても貴重な経験になりましたので
読者の皆様、お客様に熟成肉の魅力や食の世界について少しでもお伝え出来ればと思い、
今回はこの会についてのブログを書こうと考えました。
拙い文でお見苦しい部分もございますが、お読みいただけると幸いです。

 

弊社ブログを読んで下さっている方はご存知かと思いますが
食文化(うまいもんドットコム)では拘り抜いた食材を使用した社内食事会が
複数行われていて、中には弊社代表 萩原が腕をふるっての料理を堪能する会もあります。

メインの食材以外にも前菜をとってみても主役級では?と
思うようなものが並びますが、もう一つの特徴は食材、料理は勿論の事
調理器具もこだわりや魅力を感じる物が多いです。

 

今回の会であれば、熟成肉を焼いていた弊社代表が30年間愛用しているグリルパン
よく見る形とは違い、面が平坦ですが、これがかえって武骨さが伝わって
男の料理にはもってこいだな…と見る度に思います。

食材を切るナイフもオーダーメイドで作ったそうで塊だった熟成肉が
スッと切れていく様を見ているだけで否応にも食欲が湧いてきます。

実はこの特徴はとても重要な事であるようにも考えています。

 

料理やこういった会は、準備であったり気配りなどがとても重要で
単に食材を調達する事は勿論、相手に楽しんでもらう為には五感に伝わるよう気配りも欠かせません。

先ほどの調理器具もその一つで目で見て楽しめる要素になります。

 

長くなりましたが、まずはお馴染みの乾杯の写真から。
そして今回の食材達がこちら!

 

90日熟成させた短角牛に黒毛和牛、

 

ホルスタインと交雑牛、

 

姫豚、さらには猪!

これらを一回の会で食べれる会は食文化に入社して6年が経とうとしていますが滅多にない事ですし、
ボリュームと華やかさに思わず言葉を失いました…

 

一通り写真を撮った後、まず最初に出てきたのはこちらの馬肉。
私の好物なので1品目からハイライトかと思う位、気持ちが高まりました…

大門さんの馬肉なので当然今まで口にした馬肉とは見た目や味、どちらも段違いでクセ等一切なく、
生の肉を食べたときに味わえる力強さと繊細な味が口の中に広がります。
馬肉特有の脂や雑味の無い、キレのある味わいがより強く感じられる逸品です。

こちら弊社代表の萩原が実際に切り、盛りつけましたが
その様子を見た後に食すのは単に出てきたものを食べるのとは違う、
特別なひと時を過ごしている感覚がより強く感じられます。

 

こちらは熟成牛のホルスタインと交雑牛を焼いている様子。
F1とホルスの二種類どちらもTボーンと記載がありましたが、
前者はLボーンに近く、味はヒレもサーロインも一度に楽しめるTボーンもさることながら、
Lボーンの方がよりジューシーで旨味がより味わえたのが印象的でした。
骨に近い部位は美味しいという定説通り、普通の物でさえ食べても美味しいのですが大門さん、
そして熟成という事もあって、個人で食べられる食肉では最高レベルを食べている実感が湧きます。

 

続いては鹿角短角牛と黒毛経産牛、こちらも両方サーロインだったのですが
ナッツの様な香りや味もTボーンの物に比べ強く感じました。
骨付でさえ、凄まじく美味しいのにこちらはもっと強い味がするなんて…と再び衝撃が走ります。

 

身が柔らかな点や骨がない事で、熟成が進み旨味が引き出されるのかな…と
思いながら味わい、こちらは短角牛の方がより美味しく感じられました。
「短角牛の方が成長が早いし、もしかすると熟成もより早く進むのかな…」と考えたり、
奥深い肉の世界の片鱗に触れる事が出来ました。

赤身の肉がお好きな方や、脂が少ない肉を楽しみたい方はもちろんですが
脂の濃厚な味も好き!
といった方も熟成肉の香りの良さ、味の虜になってしまうのではないかと思います。
90日熟成されて旨味(アミノ酸)が変化していく様が楽しめます。

 

余談ですが肉と共に焼いて食べた千寿葱もとてもジューシーで、
華を添えるネギを光らせる主役の底力、凄まじい…
白アスパラは生で食べても美味しく感動を覚えたり…
(個人的には生で食べた時の方がおいしく感じました)

忘れる事の出来ない会となりました。

 

こだわりの食材や料理をお店で食べる事は幸せなひと時ですが、
大切なひと時を自分や大切な方と作り上げていく会も、料理もより美味しく
楽しい時間がより楽しくなるんだろうなと強く感じました。

そういった事を伝えられるよう日々の仕事に向き合い、
明日からまた職務に励んで参ります!

 

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