このごろずいぶん暖かくなってきましたね。
新入社員の阿部でございます。
うまいもん名物の食の会。
今回の食事会のテーマは「春の食卓」。
本日の主役はこの時期の旬、3月1日に漁が解禁された富山県産のホタルイカ。
親指ほどの大きさの身。
生特有のつやつやぷりぷり感に一同大興奮。一気にテンションがあがります。
さてどう食べようか…いろいろ考えた結果、今回はしゃぶしゃぶにしました！
下処理としてホタルイカは目を取り除き、
たけのこは灰汁を抜き、わさび菜はさっと水洗い。
利尻昆布でじっくりと出汁をとる。
わさび菜のおひたしとサラダをつまみながら待ちます。
おひたしは出汁がしみこんでちょっとくったりした感じ、サラダはシャキシャキした感じ。どちらも美味しい食感です。
そうこうしている内に、いよいよホタルイカたちの準備が完了。
たっぷり利尻昆布のうまみが溶けこんだ鍋にいっきに投入。
さっと火を通し、身がぷっくりしてからいただきます。
生のホタルイカ、侮っていました。
スーパーでパックされているような、ボイルされたホタルイカとは全くの別物です。
ぷちっと口の中で身がはじけたかと思ったら、濃厚なワタのうまみが押し寄せてくる。
頭から足まで、まるごと一口で食べられるホタルイカでしか体験できない味わい。
中毒のように箸がとまりません。
鍋に残った汁も立派なおつまみ。溶け出したワタと昆布と野菜とでうまみに相乗効果がでます。
日本酒がすすんでしょうがない。
無我夢中で食べている間に「桜海老とたけのこの土鍋ご飯」が登場。
利尻昆布のおだしで炊いた茶色い飯とシャキシャキのたけのこ、ピンク色の桜海老が
春らしいコントラストを生み出しています。
あっさりとした、でもどこか懐かしさをも感じる優しい味わいです。〆にぴったり。
旬のホタルイカ。とっても贅沢な食事会でした。
もう一回食べたいな～