気分は中国の豪傑 甕の紹興酒

萩原章史 男の料理

今から35年前の中国の天津駐在時代
加飯酒(ジャーファンジュウ)を良く飲みました。
氷点下10度以下の工事現場から戻り、風呂桶で温めた加飯酒の
大きな瓶を職人さんたちと飲んだものです。

この甕は雰囲気的には中国の豪傑(張飛と関羽のような)
が鯨飲するイメージです。9リットル!

石膏で固められた部分にノコギリで溝を作り(深さ1〜2センチ)

そこにマイナスドライバーを指し、金槌でドライバーを叩いて、割っていきます!

石割の原理です。
専門の道具はなくても家庭にある道具で十分ですが、
ノコギリとドライバーと金槌がないと厳しいです。

石膏の蓋を取り去ると素焼きの小皿とハスの葉とビニールで
蓋がしていあるので、それを外し、

甕の口を綺麗にすれば作業完了!

10年熟成くらいが一番うまいかな・・・
それより長いと円やかといえばそうだけど、酒としては・・・

残った甕紹興酒を詰めなおしました!
5升で1升ちょっと飲んだ残りです。

神社にはたくさん日本酒があるので、古い日本酒を捨てて
そのまま詰めました!

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