やっぱり、せこ蟹はうまい!

萩原章史 男の料理

丹後半島の網野から、旬のせこ蟹(メスのズワイガニ)が届きました。
程よい塩加減の外子、濃厚な内子、そして味噌
オスの松葉蟹と比べると、ずっと小ぶりですが、その味の奥深さは
せこ蟹に上がると言っても過言ではないです。

先ず、はかま(お腹の三角の部分)についた外子を堪能します。
ぶちぷちした食感と卵の味は、茹でる時の塩加減でかなり違います。
魚政の谷次さん(兄)はまさに蟹茹で達人で、本当に絶妙です。

次に、内子と蟹味噌を楽しみながら、脚をひたすら楽しみ、
終盤に入って、胴部分を楽しむのが、私のせこ蟹食道です。

毎年、必ず食べますが、日本酒が欲しくなります。
普通のせこ蟹でも、それなりに美味しいですが、
色白で繊細な初卵を抱えた、大ぶりのせこ蟹は絶品です。
蟹は深海に住んでいるので、一度交尾をすると、2度は卵を持てます。
多ければ、3度となるのですが、当然、歳を取ってくると、蟹の味は
落ちてきます。

初卵のせこ蟹 これにつきます!

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