新年会レポート②「短角牛・生ハム・〆の一品」

うまいもん名物 食の会

新年会レポート第2回は、いよいよ鹿角 短角牛の登場です。
20年物の肉切りナイフを持参した萩原が肉を切り分けます!
※前回のレポートはこちらです。

(4)短角牛 お尻のえくぼの肉


萩原コメント
「人間でもありますが、お尻の両側のディンプルの部分にある肉です。
鹿角短角牛の濃厚な赤身にちょっと筋が散りばめられた肉は非常に濃厚です。
コラーゲンもたっぷりなので、煮こんでも美味です。」


(5)短角牛NYカット ダブルカット


萩原コメント
「豪快に石焼きにしました。肉を常温に戻して、脂身の側から火を通していきます。
にじみ出る脂は葱に吸わせます。この葱もまた美味です。
焼けた面に塩コショウをし、4面焼いて、火を弱くして、さらに4面にじっくり火を通します。
石のプレートの場合(鉄板でも)は切り分けてから、仕上の火入れをしますので、
あまり、神経質に焼き加減を考えなくてもOKです。
ただ、最初に各面をしっかり焼くのは大切です。」


短角牛の力強い味わいは、他の料理を圧倒する程の印象を参加者に与えました。
溶けるような脂を味わうのではなく、噛む程に溢れ出てくる赤身の旨みがあり、
「肉を食べてる!」という気持ちになります。
見た目も凄く良いので、パーティに本当に最適だと思います。


「秋田 大門商店 熟成 鹿角短角牛」特集はこちらから

(6)クエ雑炊


萩原コメント
「濃厚なクエの味を大量の白菜と葱がマイルドにしています。
この雑炊は絶品です。」


(7)角館の猪の生ハム


萩原コメント
「これは非常に熟成して濃厚です。赤ワインが恋しくなります。」


(8)八丈赤むつのアラ煮


萩原コメント
「三枚におろした時のアラに塩をしておきます。余分な水分の臭みが抜け、
さっと湯引きをしてから、流水でさっと洗い灰汁と鱗などをとります。
昆布出汁にアラを入れ、味噌仕立てです。これはもう五臓六腑にしみる優しい味です。」


八丈赤むつの粗汁はとてもさっぱりとしていました。
灰汁がほとんど出ないので、グラグラ煮なければ澄んだ出汁がとれます。

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