商品説明
桃の圃場の中にひっそりと存在していた絶滅寸前の桃「紅国見」です。
食味に優れながらも小玉で栽培が難しいため、木を切り、生産者があっという間にいなくなってしまったのです。私たちはこの桃を守り続けたいと考えています。
桃の品種は、苗を販売しているものだけで50種類以上。毎年数種類の品種が新しく登録され、その一方でひっそりと消えていくものもあります。それも「作りにくさ」や「市場評価の低さ」から消えていくものがほとんどで味とは関係のない理由からなのです。
桃に限らず果物は、1本の木に実る果実の数は、実の大きさに関係なくほぼ変わらないのですが、大きい桃の方が市場価値が高いため、小さい桃では必然的に収入が少なくなるのです。
1玉は平均200〜250gと小玉ですが、強烈に甘く、果肉は非常に緻密です。決して硬くなく、凝縮された歯応えです。是非皮をむいてそのままかぶりついてください。強烈な甘さをもった果汁が溢れだし、カットして食べるのと違って旬の味覚を味わえる幸福感が脳天を突き抜けることでしょう。
『伊達の桃』の詳しい説明はこちら
目利きの一押し
訪れた圃場でたった1本だけ残っていたこの木が紅国見の木です。甘くジューシーで、一人で一個まるごと食べられるちょうど良い大きさ。かぶりつくと、汁が溢れだし、噂通りとても甘い桃。大きくて立派な桃も良いですが、こんな桃は有りそうで無かった価値ある桃です。
圃場を訪ねた時に農家の方がおっしゃっていました。『こんな小さい桃は商品にならないから、切ってしまえばって言われ続けて、多くの農家は切ってしまった・・・』
まとまった量の栽培しているのは今ではたった２人とのこと。まさに幻の甘美な桃です。
萩原 章史
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|---|---|
| 保存方法 | 常温で保存。召し上がる1時間前に冷蔵 |
| 販売情報 | 販売終了 |
【福島産（JA伊達みらい）の桃 】
奥羽山脈、阿武隈高地に挟まれた福島盆地に位置する伊達。古くより伊達氏の本拠地として支配され、今もなおゆかりのある城跡や寺社が多く残されています。
この地では、朝晩の寒暖差・季節による気温差が大きいという盆地特有の気候を活かした養蚕が古くから盛んでした。しかし時代の移り変わりとともに、養蚕から桃を中心とした果樹栽培が盛んになり、今では「くだもの王国」へと生まれ変わりました。
毎年皇室と宮家へ桃を献上していたり、皇太子殿下・雅子妃殿下が二度もおみえになったりしたこともあるほど、皇室とのゆかりは深く、その品質の高さは、いまや全国にも知られています。
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