商品説明
今年は11/24にセリが行われました。
一般店頭にはめったに流通しない幻の「干し数の子」です。北海道は日本海側の留萌の前浜で、初夏の浜風と天日のもと手仕事で仕上げられた稀少な逸品を、贈答用の桐箱に詰め合わせてお届けします。1本10〜11g(乾燥時)の「特特特(3トク)」ランクです。
現在は約半日で塩抜きができる塩数の子しか見られませんが、かつては数日間かけて水で戻していく、この「干し数の子」こそ主流でした。今では北海道のごく一部の地域でしか生産されていません。産地では昔ながらの製造法を守り、ニシンから採った卵を約2時間おきに丁寧に天地返ししながら、およそ5日間かけ均一に乾燥させて完成させています。
その凝縮された風味と独特の甘味、はじけるような食感は、かの食通・北大路 魯山人をはじめ、世の美食家たちに「数の子といえば干し数の子」と言わしめる「本物の味わい」です。
■戻すと重量比で3〜3.5倍になります。
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賞味期限 | 製造日から1年半 ※調理後はお早めにお召し上がりください |
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保存方法 | 冷蔵 |
出荷期間 | '23/12/5 ~ '23/12/29 |
販売情報 | 販売期間:'23/11/30 00:00 ~ '23/12/25 08:00 販売終了 |
「うまさからいうと、干しものが一番美味い」とは北大路 魯山人の残した、干し数の子への賛辞です。著書「魯山人味道」には「水にもどしてやわらかくなったものをよく洗い、適当の大きさに指先でほぐし、花がつおかまたは粉がつおのよいものを、少し余計目にかけて、その上に醤油をかけ、醤油があまり卵の中に滲み込まない中に食うのが、
数の子を美味く食う一番の方法である。」と記されています。
【留萌の数の子】
数の子の生産量日本一を誇る留萌。数の子の親であるニシン漁は古く江戸時代から行なわれており、その後明治から昭和にかけて、留萌を含む北海道日本海沿岸は「ニシンの町」として繁栄を誇りました。その当時は、数の子といえば「干し数の子」のこと。現在のような塩数の子の製造が始まったのは昭和30年頃のことです。いっぽう日本海沿岸のニシンは、この昭和30年ごろから激減。そこで当時留萌で数の子を生産をしていた水産加工会社は、海外に原料を求め、数の子や抱卵鰊(数の子を腹に持っている鰊)輸入の先駆けとなりました。製造の研究も進んでおり、留萌で加工された数の子の品質は高い評価を誇ります。
お薦め調理法
美味しい戻し方
①100gの干し数の子を戻す場合、水1リットルに対して小さじ1杯の食塩を溶かします。
②朝晩1回ずつ塩水を取り替えながら、3〜4日間同じ要領で続けます。(数の子が戻り始めたら、塩水の量も増やして下さい。)
③数の子を覆っている薄い膜を取り除き、水洗いしてください。
④お好みでお召し上がりください。
A.適当の大きさに指先でほぐし、花がつお、または粉がつおの良いものをかけて、その上に少し醤油をたらして。
B.一番出汁に酒と味醂と薄口醤油で仕上げたつけ汁に漬け込み、一晩以上おいて味を付けて。
【注意】
※数の子にシンが残っている時はまだ戻りが浅い状態です。その場合は再度塩水に浸してください。
※数の子の大きさ、塩水の濃度、水温などで戻しの時間が微妙に異なりますので、こまめに味見をするのが、上手に戻すコツです。
※温度:水温は10〜20℃が最適です(室温は15〜25℃)
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わたしたちは買参人の資格を取得し、市場の卸や仲卸と一心同体で動くことで、産地情報や商品情報をいち早く入手してきました。
そのため、一般店頭には並ばない希少種やプロを唸らせる魅力ある食を、皆様にご紹介することが可能です。
最高の鮮度・味の良さ・低価格・安定供給・多品種セットなど、豊洲ならではの商品企画を実現します。