MAISON GIVRÉEメゾンジブレー
MAISON GIVRÉE
メゾンジブレー 中央林間
カフェインレスとグラニュー糖不使用もあります
旅するコーヒーゼリー
「デカフェ」と「ヴィーガン」
夏の人気スイーツ、フルフルジブレーの
コーヒーゼリーです。

豆はどちらもエチオピアです!
「画像のデカフェは、カフェインレスとは思えない、コーヒーの風味があります。ヴィーガン向けは、てんさい糖で作りました。どちらも豆は上質なエチオピアを使い、水出しで抽出しているので、エチオピアならではの赤いベリー系の香りや酸味が生きた、軽やかな味わいをお楽しみいただけます」と、江森宏之シェフは語ります。通常のコーヒーゼリーと遜色のない、魅力のあるコーヒゼリーに仕上がっています。

コーヒーもフルーツです。
フルーツスイーツの第一人者である江森シェフがコーヒーゼリーを作るのには理由があります。江森シェフは語ります。「コーヒー豆はもともとフルーツです。豆が栽培される産地や環境によって風味が大きく異なるところが面白い」。これが理由です。コーヒー豆はコーヒーチェリーという赤い実からできます。果実の中には種子が2つあり、この種子がコーヒー豆になります。

コーヒーは水出しで
ゆっくり抽出します。
メゾンジブレーの店内にある、水出しコーヒー器でコーヒーを淹れます。水出し方式(コールドブリュー)は、ドリップと比べて豆を倍量も使います。今回2つのゼリーはエチオピアのフルーティーさや酸味を活かしたいので、浅煎りです。その豆を8時間もかけてゆっくりと丁寧にコーヒーを落とすので、苦みやえぐみなどの雑味のない、すっきりとした甘い味わいが出ます。
「デカフェ」と「ヴィーガン」
をご紹介します。

エチオピアのデカフェです。
流水で、香りや風味を残しながらカフェインを抜いた、エチオピアのカフェインレス豆を使います。カフェインの除去率は99%のため、妊娠中の方やお子様も安心して楽しめます。エチオピア特有の赤いベリー系の香りや酸味が、軽やかな味わいです。

エチオピアのヴィーガンです。
メゾンジブレーのコーヒーゼリーは、ゼラチンではなく、植物由来のものを使用しています。ヴィーガンの方のためには、グラニュー糖ではなく、てんさい糖でゼリーを作りました。てんさい糖は、テンサイ(甜菜)の根から取れる搾り汁を精製します。黒砂糖のような独特な風味があり、まろやかな甘さです。このため、エチオピアの華やかで軽やかな味わいと酸味の中に、黒糖のようなこっくりとした甘さが光ります。

8種や6種、ゲイシャ4種セットもあります。
旅するコーヒーゼリーは、瓶に入っているので凍らせて、シャーベットとしても楽しめます。シャーベットにすると、コーヒーの風味が凝縮されます。シャリシャリとした食感が清涼感を誘うため、夏の暑い時季にぴったりです。凍らせてから半解凍状態にするなど、温度による食感の違いを楽しめるのも魅力です。
旅するコーヒーゼリーは、「デカフェ」と「ヴィーガン」のほかに、ジブレーブレンド、ゲイシャ、エチオピア、インドネシア・マンデリン、ブラジル、ケニア、スリランカ、台湾の「8種セット」や「6種セット」(スリランカ・シナモンと台湾が入りません)、「ゲイシャ4種」もございます。お好みでお選びください。
文・林麻実
撮影・天方晴子

MAISON GIVRÉE メゾンジブレー
神奈川県大和市中央林間4-27-18
営業時間/10:00〜19:00
休み/月曜日 火曜日不定休
※グランベリーパーク店もあります。
メゾンジブレーは、2017年7月に神奈川県・中央林間に江森宏之シェフによって誕生したパティスリーです。白と黄色を基調とした明るい店内には、果物を生かしたスイーツ各種やジェラートが通年にわたって展開されています。夏のゼリー、秋の焼き菓子、冬からのチョコレートなど、季節商品も豊富です。それらの原料は、江森シェフが日本全国に足を運び、選び抜かれた希少で高品質な果物などばかりです。