純粋に飲んで美味しいガメイのワインを厳選
11月20日の解禁日にあわせてお届け!
熟成するボージョレ
ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ

常識を覆すボージョレ・ヌーヴォー
初物好きな日本人にワイン文化を浸透させるのに一役買ったボージョレ・ヌーヴォー。ボージョレ・ヌーヴォーといえばガメイ品種です。しかしそのせいでガメイは“軽くてフルーティなワイン”の印象が根付いてしまいました。
ガメイのポテンシャルはこんなもんではありません。本来のガメイの底力を知れるのが、ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌです。
クリュ・ボージョレをも
凌ぐといわれる
自然派の造り手!



フランスのペレオン村を代表する自然派の作り手です。当主ブルーノ・ベレールは、減農薬農法を用い、グランクリュに匹敵する品質の高い畑を守り、ワインを造っています。これまでのヌーヴォーのイメージを一新する力強い味わいと奥深さは、ワイン・アドヴォケート誌、ウォール・ストリート・ジャーナル誌をはじめ、世界中で高い評価を受けています。
圧倒的なブドウの熟度!
ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌは
どんな味わい?


ブラックベリー、プラム、煎ったカカオ、甘苦系のスパイス感。味わいにも密度があり、ぎゅっと凝縮されたようなテクスチャーです。まろやかな果実味と調和をとる、生き生きとして、それでいて強すぎない酸。濃くきれいなルビー色ながら濃厚さが見てとれます。タンニンは中位でバランスがとれた味わいです。
ブルゴーニュのような除梗率
梗というのはブドウの房に付いた枝のような部分。ボージョレではこれも含めて全房のままタンクに入れて 醸造するのが一般的です。これは梗からもタンニンを抽出し、十分に成熟していない果実からの抽出分を補うためですが、『マドンヌ』のワインには必要ありません。なぜならそれだけブドウの品質が高いからであり、果実味が豊かで絹のように滑らかで柔らかな口当たりに仕上げたいからです。だからこそ、軽い、酸っぱい、渋いなどの、いかにもボージョレ・ヌーヴォーらしい評価とは結び付かないのです。
【栽培】 リュット・レゾネ方式(減農薬農法)を採用 / 3ha程の区画でビオディナミ農法を実施。収穫は1〜2週遅く、全て手摘みで収穫しています。平均樹齢は35年で、1880年代に植えられた樹齢120年以上の区画もあります。
【醸造】 天然酵母で自然発酵後、マセラシオン(醸し)の温度は果実に最も好ましい20〜25℃で、期間はキュヴェにより10〜20日間。毎日味を見て圧搾のタイミングを見計らいます。全て除梗することで、長期マセラシオンが可能となります。エキスがよく抽出される一方、渋味や苦みを出す梗が混ざってい
ないため、タンニンは非常に柔らか。長期熟成型のブルゴーニュワインとほぼ同じ醸造方法で仕上げていくのが特徴です。