洋食KUCHIBUE 東京・代官山
大人気洋食店の味を
お楽しみください!
洋食KUCHIBUE
坂田阿希子さんの
ビーフシチューと
タンシチュー
洋食KUCHIBUEの厨房で作られたビーフシチューとタンシチューのセットを、
冷凍でお届けします。
軽やかだけど深みのある味。
「私のビーフシチューは、軽やかだけど深みのある味。フォンドボーと赤ワインをベースに、牛すね肉をじっくり煮込んであります。タンシチューは、仔牛のタンならではの澄んだ旨みのあるゆで汁をベースにした、タンの深い味わいを楽しむシチューです」と、坂田阿希子さん。大人気料理家と、なかなか予約を取れない大人気洋食店のオーナーシェフの二つの顔をもちます。ビーフシチューとタンシチューは、洋食の伝統に、フレンチの確かな技を加えることで圧倒的な美味しさをもたらす、洋食KUCHIBUEの看板メニューです。
ご飯を呼ぶ
ビーフシチューです。
国産の牛すね肉を、フォンドボー、赤ワイン、香味野菜とともに3時間ほど煮込み、トマトピューレを加えて、軽やかさと深みを両立。牛肉と野菜による甘みとコクが見事です。
「ご飯を食べたくなる味です。お店ではパセリライスと一緒にお出ししています」と坂田さん。パセリライスは、温かいごはんにオリーブオイルで和えたパセリを混ぜ、白ワインビネガーなどで味を調えた、爽やかな一品です。シチューは、画像のように、インゲンや蕪などを加えても美味しくいただけます。
タンシチューは澄んだ
旨味が広がります。
「澄んだ旨味のあるタンのスープが、上品で透明感のある、深い味わいを生み出します」と坂田さん。坂田さんのタンシチューは、2時間じっくり煮込んだ仔牛のタンと、そのスープ(ゆで汁)、そして手作りのブラウンルウから生まれます。
ブラウンルウは、小麦粉とバターを褐色になるまで弱火で炒め続ける、手間の結晶です。香ばしさとほろ苦さのあるルウをタンのスープでのばし、深みのある味に仕上げます。口の中でとろけるようなタンの食感はまさに至福。セロリのピューレやマッシュポテトを添えて、赤ワインとともにお楽しみください。
“父との思い出の味”です。
「子どものころ、父は洋食屋でよくビーフシチューを注文していました。ビーフシチューが好きな父を唸らせたい。当時の味を思い出しながら作ったのがこの一皿です」と坂田さんは語ります。ご両親ともに洋食がお好きで、食事は外食も含めて4分の1は洋食というお家だったそうです。フランス料理店、フランス菓子店での修業経験のある坂田さんですが、お店をやるなら洋食と決めた理由は、ここにあるそうです。
著書に『洋食教本』『サンドイッチ・バー』『じゃがいも・ブック』(いずれも東京書籍)、『おいしい景色』『続 おいしい景色』(スイッチ・パブリッシング)、『わたしの料理』(筑摩書房)、『焼き菓子』(河出書房新社)など多数があります。
洋食KUCHIBUEです。
2019年、東京・代官山のヒルサイドテラスにオープン。「日常に寄り添う上質な洋食」がコンセプト。坂田阿希子さん自らが厨房に立ち、素晴らしい環境から、素敵な料理を生み出しています。マカロニグラタン、ミロトン(肉と野菜の煮込み)、コンビネーションサラダ、極太パスタのナポリタンなどの洋食メニューが並びます。
文・林麻実
撮影・天方晴子(人物・店舗)
洋食KUCHIBUE(クチブエ)
東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラスC棟15号
営業日・時間:金・土・日曜を中心にランチ/ディナー営業。
昼11:30〜、13:30〜の二部制など変動あり。



