南国 鹿児島県で育つ 白いとうもろこし
糖度20度 雪やこんコーン
    
            「うとさんち」の宇都貴弘さんは、奥様(宇都風香さん)と二人で鹿児島県阿久根市で、とうもろこしを栽培している生産者です。
            福岡県の農業法人に勤めていた貴弘さんは、仕事で農業に携わるうちに、農業の面白さに魅了されます。そして、自身が農家に転身するために、2020年26歳の時に実家の阿久根市に引っ越しました。
            
            ご実家はお米を作るだけで、野菜は作っていないため、ゼロからスタートでした。最初はブロッコリーやおくらを栽培していましたが、収入の面で厳しく、2022年からとうもろこしを主力にしました。
            当然ながら、とうもろこしも初めてで、近隣に教えてもらえるような方もいません。鹿児島から京都のとうもろこし農家さんのところに足を運び、教えてもらったそうです。
            
            今では、有機肥料をたっぷり使った豊かな土づくりが実を結び始め、とうもろこしは常時、糖度20度が出るまでになりました。美味しいとうもろこしを作ることに加え、奥様のSNSを利用した販売が功を奏し、マスメディアの取材も多く入ります。
        
            とうもろこしの収穫適期は3日間
            毎日畑に入り、ベストなタイミングで収穫します
        
    
    
            九州最南端 鹿児島県の立地を生かし、6月から7月まで夏のとうもろこしを栽培しています。
            糖度20度で大好評の夏のとうもろこしに加えて、更におすすめなのが10月に収穫する秋のとうもろこし。 夏よりも糖度が高くなることに加え、旨味も増します。
            
            秋のとうもろこしは、九州地方や高知県などの温暖な土地でしか栽培できないため、需要が高いです。10月の店頭にはとうもろこしが並ばなくとも、ネットでは予約が殺到するそうです。
            しかし、一つ難点があります。
            
            九州・四国の太平洋側は、秋に多くの台風が上陸するため、全滅してしまうこともあるのです。
            また、お米の収穫時期と重なることもあり、秋作のとうもろこしを作っている生産者はほとんどいないそうです。
        
            2025年、秋作のとうもろこしは
            最高で糖度25度を記録しました。
        
    
                
                
                
                
            2025年は7〜9月の頭まで雨が降りませんでした。年間平均で2,300mm(全国平均1,500mmほど)の雨が降る阿久根市においては極めて珍しいことです。とうもろこしは水不足だとすぐに枯れてしまうため、一大事です。そこで、昨年まで自分の田んぼだったところを転作してとうもろこし畑にしました。
            
            毎年、水を入れている田んぼは、水を溜めることができます。水が不足するくらいなら、ぬかるむくらいの方が良いらしく、同様の栽培をしている農家さんも多いそうです。
            
            日本は長い間、減反政策により主食であるお米を減らし、畑作に切り替える政策がとられてきました。その結果が、近年の米不足だとしたら皮肉なものです。
            
            「お米が足りないなら、来年から作付面積をふやせばいいじゃないか」と考えるかもしれませんが、そんな簡単なものでもありません。畑に転用して、長年水を張らなくなった土地は、水をどんどん吸ってしまうため、田んぼに水が溜まらなくなるのです。
            
            お米だけに限りませんが、一度減らしたものは、簡単には回復しない。必要であれば守っていかなければならない良い例かもしれません。
            水を張る目的で田んぼをとうもろこし畑に転用することは、いつでも田んぼに戻せるという意味でも素晴らしいです。
        
            とうもろこしは、何よりも鮮度が重要!
            朝採り・産地直送でお届けします。
        
    
    
            「鍋を火にかけてから収穫に行け」と言われるほど、鮮度が重要なとうもろこし。とうもろこしは収穫後も生命活動を続けているため、糖分を消費してみるみる味が落ちていきます。
            
            2日で糖度が2度下がるといわれており、鮮度によって、ここまで味が変わる農作物は他にはないと思えるほどです。最も糖度が高い朝に収穫し、産地直送クール便でお届けします。
            
            【お召し上がり方】
            ご自宅では、なるべくお早めに調理してください。ポイントとしては茹ですぎないことです。半分、生くらいが甘くておいしいです。火を通せば糖の消費は止まるので、すぐに食べきれない場合は調理後に冷蔵庫に入れてください。また冷凍庫では一か月ほど保存できるので、硬めに茹でた後、ラップで包み冷凍保存してください。
            
            毎日畑に入って状態を確かめることで、高糖度のとうもろこしを収穫できます。宇都さんが大切に育てた「雪やこんコーン」を、是非お楽しみください。
        
文:(株)食文化 赤羽 冬彦
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