MAISON GIVRÉEメゾンジブレー
MAISON GIVRÉE
メゾンジブレー 中央林間
人気のゲイシャ種の4産地の違いを楽しむ
フルフルジブレー
旅するコーヒーゼリー
「ゲイシャ4種セット」
パナマ、ペルー、コスタリカ、台湾が楽しめます。

コーヒーゼリーの極み。
「ゲイシャのコーヒーゼリーは、華やかでフルーティといった一言では収まりません。上質な赤ワインのような芳醇さがあります。香りも味わいは別格です。産地による風味の違いも面白い。ゲイシャの個性と美味しさを楽しむ究極のコーヒーゼリーのセットです」と、江森宏之シェフは語ります。
画像は左から、パナマ、ペルー、コスタリカ、台湾。それぞれのゲイシャ種だけで作られたコーヒーゼリーです。それぞれの特徴や魅力を活かすため、コーヒーはすべて8時間かけて水出しで抽出しています。それぞれのコーヒーの研ぎ澄まされた香り、味わいが楽しめます。

ゲイシャ種とは
近年人気のあるゲイシャ種は、アラビカ種に属します。エチオピアのゲシャ村で作られたことから名付けられました。2004年のコーヒーの品評会「ベストオブパナマ」でゲイシャが評価され高値で取引きされたことから、注目されるようになった高級品種です。栽培に適した環境が標高1,500m以上の高地と栽培エリアが限られ、収穫量も少ないため、希少性が高いコーヒーです。他の品種のコーヒーとは一線を画す”華やかな甘い香り”が特徴で、コーヒーファンを魅了しています。
ゲイシャ4種を紹介します。

パナマのゲイシャ
(浅煎り)です。
世界で最も評価の高いパナマのゲイシャは、ジャスミンやベルガモットのような花の香りで魅了します。はちみつのような甘みも感じられます。柑橘系の爽やかな酸味がすっきりとした味わいです。

ペルーのゲイシャ
(浅煎り)です。
ペルーのゲイシャは、ほんのりスパイシーさがあります。苦みはほとんどなく、酸味もマイルドです。ゲイシャ種特有のフローラルな香りもあり、あとから甘みが心地よく広がります。

コスタリカのゲイシャ
(浅煎り)です。
ゲイシャコーヒーの発祥はエチオピア、その後コスタリカを経てパナマへ広がったとされています。コスタリカのゲイシャは、火山灰の肥沃な土地で栽培されています。爽やかな酸味が特徴です。フローラルな香りはもちろんのこと、カラメルのようなコクと香りがあります。

台湾のゲイシャ
(浅煎り)です。
台湾は、コーヒー栽培の歴史は約100年とまだ浅いものの、品質の良いコーヒーが生産されていることで世界中から注目を集めています。なかでも、茶葉の栽培で有名な阿里山で栽培されたゲイシャは、数々の品評会で高く評価され、過去に1kg 30万円で取引されたこともあるほどです。台湾のゲイシャもジャスミンの香りと柑橘のような爽やかな酸味があります。高い標高による激しい寒暖差があるため、甘味が強いのが特徴です。フルーティーで、お茶のようにさっぱりといただけるのも魅力です。

8種や6種セットなどもあります。
旅するコーヒーゼリーは、メゾンジブレーの夏の大人気スイーツです。「ゲイシャ4種」のほかに、ジブレーブレンド、ゲイシャ、エチオピア、インドネシア・マンデリン、ブラジル、ケニア、スリランカ、台湾の「8種セット」や「6種セット」(スリランカ・シナモンと台湾が入りません)、カフェインレスコーヒーで作る「デカフェ」、精白糖・グラニュー糖を使わない「ヴィーガン」もございます。 コーヒーゼリーは、瓶に入っているので凍らせて、シャーベットとしてもお楽しみください。シャーベットにすると、コーヒーの風味が凝縮されます。シャリシャリとした食感が清涼感を誘うため、夏の暑い時季にぴったりです。凍らせてから半解凍状態にするなど、温度による食感の違いを楽しめるのも魅力です。
文・林麻実
撮影・天方晴子

MAISON GIVRÉE メゾンジブレー
神奈川県大和市中央林間4-27-18
営業時間/10:00〜19:00
休み/月曜日 火曜日不定休
※グランベリーパーク店もあります。
メゾンジブレーは、2017年7月に神奈川県・中央林間に江森宏之シェフによって誕生したパティスリーです。白と黄色を基調とした明るい店内には、果物を生かしたスイーツ各種やジェラートが通年にわたって展開されています。夏のゼリー、秋の焼き菓子、冬からのチョコレートなど、季節商品も豊富です。それらの原料は、江森シェフが日本全国に足を運び、選び抜かれた希少で高品質な果物などばかりです。