いくらで仕上げる、贅沢な一品
鮨十「江戸前の恵方巻」
いくらが華を添える、恵方巻です。
鮨十の恵方巻は、車海老や穴子など江戸前鮨を代表するネタを丁寧に仕込み、赤酢のシャリでまとめ上げた一本です。玉子のやさしい甘みが広がり、続いて車海老や穴子、赤酢シャリの味わいが重なります。椎茸や干瓢の旨味、三つ葉のほろ苦さ、胡瓜とガリの香りと食感が心地よく続き、次のひと口へと誘います。さらに、いくらの醤油漬けを添えれば、味わいに華やかさと奥行が加わります。
一つひとつの具材にも江戸前の技が光ります。
「シンプルに美味しく、いちばんバランスの取れた具材で仕上げました」と語るのは、花板の瓜生喜章さん。恵方巻のネタは、車海老、穴子、玉子、かんぴょう、椎茸、三つ葉、胡瓜とガリです。なかでも海老酢で美しく仕上げた車海老はひときわ存在感があり、穴子は程よく炊き上げて一日寝かせ、仕上げに表面を炙ることで香ばしさを引き出しています。赤酢のシャリもまた、江戸前鮨に欠かせない要素のひとつです。鮨十のために特別に栽培している、熊本産のお米を使用しています。
こぼれいくらの恵方巻をお試しください。
別添えのいくらの醤油漬けは、一番出汁とゆずが香る上品な味わいです。なめらかな食感で口の中で溶けます。たっぷりとのせますと旨味が加わり、より贅沢な味わいに。いくらは日本酒のお供として、あるいは熱々の白米にのせて楽しむのもおすすめです。
お届けは冷蔵です。
恵方巻2本、いくらの醤油漬け1本〇gをお届けします。冷蔵庫から出してすぐに召し上がる場合は、電子レンジ500Wで25秒ほど温め、その後3分ほど置いてシャリを常温に戻してください。中の具材まで温めてしまうと水分が出て海苔が溶けてしまうためご注意ください。
鮨十の想いが込められています。
西麻生で本格江戸前鮨を提供する「鮨十(すしとう)」。店名には二つの想いが込められています。ひとつは、「十」という字が持つ“縦と横の糸”のイメージになぞらえ、生産者とお客様をつなぐ“ご縁”の場でありたいという願い。もうひとつは、英字表記の「TO U」に「TO YOU(あなたのために)」という意味を重ね、一人ひとりに寄り添う店でありたいという想いです。
「ご縁をいただいたお客様にとって、より良い一年であることを願い、巻かせて頂きます。海苔、シャリ、具材のバランスを追求し、仕上げましたので是非ご賞味下さい」と瓜生さん(お写真の真ん中)。その想いと技が詰まった恵方巻です。
文・林麻実
撮影・八木澤芳彦



