「つきじ文化人」手打ちそばのお取り寄せ
つきじ文化人 東京・築地
築地で名を馳せる
そば専門店の
手打ちそば
福井や鹿児島産の在来種など、
様々な蕎麦粉で楽しめる
繊細な十割そば

うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
月刊dancyuの「そば特集」でもおなじみの「つきじ文化人」松田裕次郎さんに、
手打ちそばの取り寄せに挑戦していただきました。
私は、月刊dancyuで30年、さまざまな飲食店の取材をしてきました。
その中で「手打ちそば店」ほど、開店後に料理が進化していく業種を知りません。
「そば」というシンプルで奥深い料理は、そば料理人が真摯に経験を積めば積むほど、ぐんぐんと美味しくなっていきます。
その意味で、「つきじ文化人」の松田裕次郎さんは、今後がますます楽しみな「そば料理人」です。
今回は、そば粉十割の手打ちそばと、特製のもり汁(麺つゆ)をお届けいたします。優しい、調和のとれた味わいで魅了してくれるはずです。
ほかに彼は、なんと蕎麦粉十割の「乾そば」をつくりました。
すべて店内の石臼で挽いた蕎麦粉を使っています。
乾麺としては極めて細い、のど越しの良さが魅力です。
ご家庭に常備することをおすすめしたいものとなっています。

店主による
「打ちたて」を
お送りします
松田裕次郎さんは、朝と午後に、とちの木をくりぬいた木鉢を使って、そばを打っています。1回打つのに約30分。季節や湿度で水分量を調整します。生地を伸すのに3種類の麺棒を使い分けるという丁寧さもありつつ、スピード勝負です。
打った当日に即出荷します。

蕎麦粉は
毎日店内で
挽いています
蕎麦粉は毎日、打つ分だけ、丸抜き(抜き実)の蕎麦から店内で挽いています。
蕎麦の風味をより生かすため、微粉と粗挽き粉のブレンドです。

麺は細切りです
そばは、きれいな細切りです。繊細な見た目とは裏腹に、しっかりと蕎麦の風味を感じます。のど越しもよく、つゆともよく絡みます。
今回は、お店で提供しているそばと同じ十割をお届けします。

ご家庭で
美味しくゆでるには
1人前で3リットルを目安に湯を沸かし、優しくほぐしながら鍋に入れてください。
だまにならないように軽く箸でほぐし、20〜30秒です。

氷水で洗います
あらかじめ流しに、たっぷりの氷水を用意しておき、そばを優しく洗ってぬめりをとり、冷やします。ざるなどでよく水を切って盛りつけてください。
ゆで始める前に、食べる準備はすべて整えておき、盛りつけたらすぐに、ずずずっ〜と啜ってください。

自家製粉の
「十割乾そば」
もおすすめです!
店内で挽いた蕎麦粉だけでつくった「十割そばの乾麺」を2産地お届けします。
今回は鹿児島と広島。是非風味を比べてみてください。
つゆは、長野の大久保醸造の「そばつゆの缶詰」をお付けします。もりそば、かけそばはもちろん、煮物などにも使えます。
大久保醸造は、日本を代表すると言っても過言ではない醤油メーカーです。つきじ文化人のつゆには、大久保醸造の甘露醤油が使われています。

乾そばで、名物の
磯雪そばも楽しめます
つきじ文化人の名物メニュー、磯雪そばはご家庭でもおすすめです。
卵と海藻を使った人気メニューです。
(つくり方の詳細は商品ページでご案内しています)

乾そばは、
サラダ感覚でも使えます
オリーブオイルと塩とトマトで、「カッペリーニ風そば」も楽しいものです。
蕎麦粉だけの十割そばですから、グルテンフリー食材としても活用できます。
(つくり方の詳細は商品ページでご案内しています)

つきじ文化人は、
2013年8月に
開店しました
店主の松田裕次郎さんは、1980年12月生まれ。
店名の「文化人」には、「文化と人が集まる場所。文化とは、そばという食文化、和の文化がここに集まり、その文化を求めて、自然とそこには人が集う、そんな場所をつくりたい」という思いがこめられています。
文・大村花恵(食文化)
撮影・八木澤芳彦

つきじ文化人
東京都中央区築地1-12-16
TEL 03-6228-4293
11:30〜13:30
17:30〜22:30 (ラストオーダー21:30)
休みは日曜と祝日(月曜は不定休) 夜のみ予約可
※創意工夫をこらした種ものも人気。夜は、つまみとお酒も充実しています。