熊本県芦北・津奈木の新たな夏の柑橘
不知火ブルーライム
九州の地中海が育てた、希少な国産ライム
手のひらにのる、小さな緑の果実。 切った瞬間に、ふわっと立ち上がる香り。きゅっとした爽やかな酸味と、あふれる果汁。 私たちが届けたいのは、ただの「国産ライム」ではありません。 ライムがひとつあるだけで、いつもの暮らしが少し楽しくなる。 そんなライムを、熊本県南部からお届けします。
日本では、まだ珍しい
「国産のライム」
タコスやアジア料理、カクテルなど、世界では日常的に使われているライム。
一方、日本では、すだちやかぼす、レモンなど、古くから親しまれてきた香酸柑橘があります。さらにライムは寒さに弱く、栽培できる地域も限られます。
そのため国産ライムは、産地規模がまだ小さく、公的統計でも生産量を明確に示しにくいのが現状です。
近年、タコスやエスニック料理など世界の食文化が身近になっています。
世界では定番。日本では、まだこれから。
だからこそ今、日本で育ったライムを楽しんでほしい。
不知火ブルーライムは、そんな新しい食卓のための国産ライムです。
ここは、70年以上、
柑橘と暮らしてきた土地。
熊本県南部、津奈木町と芦北町。
目の前には穏やかな海。振り返れば、すぐそこに緑の山々があります。
この地域では1950年代から甘夏などの柑橘栽培が本格化し、長い間、人と柑橘が一緒に暮らしてきました。
しかし、時代とともに農家の高齢化が進み、産地の風景も少しずつ変わろうとしています。
この柑橘の産地を、次の世代にも残していきたい。
そんな中、若い農家たちが新しい可能性を感じた果実のひとつが、ライムでした。
世界では広く親しまれているのに、日本ではまだほとんど産地化されていない。
昔からある柑橘を大切にしながら、この土地だからできる、新しい柑橘にも挑戦する。
目の前に広がる海の正式名称は「八代海」です。古くから幻想的な自然現象「不知火」にちなみ、「不知火海」の名でも親しまれてきました。その青さを名前に込めています。
ひとつのライムを届けることが、この土地の次の風景をつくることにつながっていく。
そんな願いを込めた、不知火ブルーライムです。
挑戦は10人の生産者から始まります。
現在、不知火ブルーライムを育てているのは、芦北町・津奈木町の10人の生産者。 合わせて、約500本のライムの樹を育てています。 まだ、大きな産地ではありません。 これから、この一本一本が、熊本県南の新しい風景をつくっていきます。 不知火ブルーライムの旬は、8月から10月。 果皮が鮮やかな緑色の時期に、一つひとつ収穫してお届けします。 一年中流通する輸入ライムとは違う、この土地で実った、その季節だけの国産ライムです。
品種は種が少なく使いやすい
「タヒチライム」
不知火ブルーライムの品種は、「タヒチライム」。 ペルシアンライムとも呼ばれ、世界で広く親しまれているライムのひとつです。 果実は比較的大きく、果汁が豊富。 爽やかな酸味と、皮から立ち上がるライムらしい香りを楽しめます。 さらにうれしいのは、種が少なく、搾りやすいこと。 半分に切って、料理にぎゅっと。 輪切りにして、炭酸水やお酒に。 皮の香りを生かして、お菓子づくりにも。 難しいことをしなくても、毎日の食卓で気軽に楽しめるライムです。
まずはライムで一杯。
まずは、いちばん簡単な楽しみ方から。 冷たい水や炭酸水に、ライムをひと搾り。 輪切りを浮かべれば、爽やかな香りが広がります。 夜はビールやジン、焼酎に添えても。 特別なレシピはいりません。 切って、搾って、浮かべるだけ。 いつもの一杯が、少し特別になります。
ライムを仕込む。
そのまま楽しんだあとは、少しだけ手をかけて、ライムを瓶の中へ。 薄くスライスしたライムを氷砂糖と交互に重ねれば、 少しずつ果汁が溶け出し、自家製ライムシロップになります。 時々瓶を揺すって、なじませてください。 炭酸で割ってライムソーダにしてもおいしく、ヨーグルトやアイスクリームともよく合います。
飲むだけじゃない。
いつもの料理にも、ひと搾り。
ライムは、料理でも活躍します。
唐揚げや焼いたお肉に、ぎゅっと。魚介やサラダにも、ひと搾り。
レモンとはまた違う、爽やかな香りと酸味が加わって、いつもの料理が軽やかな味わいに変わります。
エスニック料理やタコスはもちろん、焼き魚や麺料理など、普段の食卓にも。
難しく考えず、レモンの代わりにライム。
それだけで、料理の楽しみ方が少し広がります。
熊本県南を、日本でいちばん面白い南国産地へ
津奈木町の地域商社「株式会社つなぎつくる」(代表取締役:井上真一)は、「今日より明日がもっと楽しい」をビジョンに、地域の資源や可能性を見つけ、新しい産業や地域の未来をつくることに挑戦しています。
その挑戦のひとつが、熊本県南に新しい「ライムの産地」をつくること。
長く柑橘を育ててきた、熊本県南部の芦北・津奈木。
目指すのは、ただ「珍しい国産ライム」をつくることではありません。
「国産ライムなら、熊本県南だよね。」
いつか、そんなふうに言われる場所にしたい。
そして、挑戦はライムだけでは終わりません。
アボカドやパッションフルーツ、マカダミアナッツなど。気候変動が激しい近年、これまでどおりの品種や栽培方法だけでは生き残っていけません。
温暖な土地だからこそ挑戦できる、南国の作物をもっと増やしていく。
青い海のそばに、ライムが実る。そんな今までなかった産地を、ここにつくる。
最初からうまくいくかは、わかりません。
でも、誰かが始めなければ、新しい産地は生まれない。
その挑戦が、「不知火ブルーライム」です。



