MAISON GIVRÉEメゾンジブレー
MAISON GIVRÉE メゾンジブレー 中央林間
江森宏之シェフが
水出しコーヒーで作る
「旅する
コーヒーゼリー」
8種セット
ジブレーブレンド、ゲイシャ、エチオピア、インドネシア・マンデリン、ブラジル、ケニア、スリランカ、台湾の8種セットです。

個性と洗練の
コーヒーゼリーです。
旅するコーヒーゼリーは、メゾンジブレーの夏の大人気スイーツ。見た目の美しい透明感だけでなく、味わいもクリアで洗練されています。それは、江森宏之シェフがコーヒー豆を厳選し、その特性に合わせてコーヒーを丁寧に抽出していることにあります。とくに今回は、8時間もかけて水出しするコーヒーで作るものを主体にセットにしました。「水出しコーヒーで作るコーヒーゼリーは、雑味がありません。じっくりと時間をかけて抽出していますので、味も香りも研ぎ澄まされています。それぞれのコーヒーの特徴がそのまま表現されるため、個性が際立ちます。コーヒーの美味しさを最も楽しめるゼリーです」と江森シェフは語ります。

世界のコーヒーを巡る
8種です。
商品は、ジブレーブレンド、ゲイシャ、エチオピア、インドネシア・マンデリン、ブラジル、ケニア、スリランカ、台湾の8種です。スリランカと台湾は希少品種です。
(6種セットもご用意しています)

コーヒーも
フルーツです。
フルーツスイーツの第一人者である江森シェフが、コーヒーゼリーを作るのには理由があります。江森シェフは語ります。「コーヒー豆はもともとフルーツです。果実に含まれる種子がコーヒー豆になります。豆が栽培される産地や環境によって風味が大きく異なるところが面白い」。これが理由です。コーヒー豆はコーヒーチェリーという赤い実からできます。果実の中には種子が2つあり、この種子がコーヒー豆になります。

焙煎も豆の特徴に
合わせて行ないます。
江森シェフは、それぞれのコーヒー豆の特徴に合わせて焙煎方法を変えています。例えばゲイシャ種のように華やかな香りのあるコーヒー豆は、その特徴を生かすために浅煎りにし、酸味や香りを引き出します。それに対し、コクや香ばしい味わいのインドネシア・マンデリンは深い味わいを楽しんでもらうため、深煎りにします。

こちらが
ウォータードリッパー
です。
メゾンジブレーの店内にある、水出しコーヒー器でコーヒーを淹れます。水出し方式(コールドブリュー)は、ドリップと比べて豆を倍量も使います。それを8時間もかけてゆっくりと丁寧にコーヒーを落とすので、苦みやえぐみなどの雑味のない、すっきりとした甘い味わいが出ます。

8種の
コーヒーゼリーを
ご紹介します。


1:ジブレーブレンド
(深煎り)
ジブレーブレンドは、ブラジル、コロンビア、エチオピアを合わせた、江森シェフのオリジナルブレンドです。香り、コク、酸味のバランスの取れた味わいです。苦みと香ばしさを感じながらも、爽やかさがあります。


2:パナマ・ゲイシャ
(浅煎り)
パナマ産のゲイシャです。近年人気のあるゲイシャ種は、エチオピアのゲシャ村で作られたことから名付けられました。2004年のコーヒーの品評会「ベストオブパナマ」でゲイシャが高評価され、高値で取引きされたことから注目されるようになった高級品種です。フルーティな香りと甘みが特徴的です。程よい酸味が感じられ後味がスッキリしています。


3:エチオピア(浅煎り)
エチオピアは、赤いベリー系の香りと酸味が特徴のです。苦みやコクが少なくお茶のようなさっぱりとした味わいです。雑味がなく酸味と香りを堪能できます。


4:インドネシア・
マンデリン(深煎り)
インドネシアの高級品種のマンデリンです。酸味が少なく、苦みと濃厚なコクが特徴です。香りは重厚感があり、シナモンやハーブを思わせます。しっかりとしたコクと苦みを味わうことができます。


5:ブラジル(深煎り)
ブラジルは、酸味、甘味、苦みのバランスが良く、深煎りにすることで、香ばしさが増し、力強さを感じます。コーヒーらしい、スタンダードな味わいです。


6:ケニア(浅煎り)
ケニアは、香り高いコクと柑橘のような酸味が特徴です。野性味あふれるパワフルさがあります。個性的でパンチがあるのも魅力です。


7:スリランカ(浅煎り)
シナモン入り
スリランカは紅茶の生産地として有名ですが、もともとはコーヒーの栽培が盛んでした。今回のスリランカは、収穫量が少ない希少なコーヒーです。マイルドな味わいなので、こちらのゼリーだけ、ドリップ方式で抽出し個性を出しています。シナモンを合わせた、一味違ったコーヒーゼリーをお楽しみください。


8:台湾(浅煎り)
台湾は、コーヒー栽培の歴史は約100年とまだ浅いものの、品質の良いコーヒーが生産されることで世界中から注目を集めています。なかでも阿里山の青葉珈琲荘園で栽培されたコーヒーは、数々の品評会で高く評価され、過去に1kg 30万円で取引されたこともあるほどです。今回の青葉珈琲荘園のコーヒーは、甘味が強く、酸味と苦みは控えめです。芳醇でナッツや柑橘のような爽やかな香りが余韻として残ります。

ゲイシャ4種セット
などもあります。
旅するコーヒーゼリーの商品は、8種セットのほかに、6種セット(スリランカ・シナモンと台湾が入りません)、希少なゲイシャ種の4産地の違いを楽しめる「ゲイシャ4種セット」。カフェインレスコーヒーで作る「デカフェ」、精白糖・グラニュー糖を使わない「ヴィーガン」もございます。
旅するコーヒーゼリーは、瓶のまま凍らせて、シャーベットとしてもお楽しみいただけます。コーヒーの風味が凝縮されます。シャリシャリとした食感が清涼感を誘うため、夏の暑い時季にぴったりです。凍らせてから半解凍状態にするなど、温度による食感の違いを楽しめるのも魅力です。

江森宏之シェフです。
メゾンジブレーのオーナーシェフである江森宏之さんには二つの称号があります。
一つは、果物スイーツの第一人者。現在、全国の約250軒もの凄腕の農家さんから直に果物を取り寄せています。それらは、江森シェフが日本全国に足を運び、選び抜かれた希少で高品質な果物ばかりです。
もう一つは、アントルメグラッセ(氷菓)の第一人者です。江森シェフは、2015年にイタリア・ミラノで開催されたアイスクリームとチョコレートのワールドカップに日本代表のチームキャプテンとして出場し、日本を優勝に導きました。
文・林麻実
撮影・天方晴子

MAISON GIVRÉE メゾンジブレー
神奈川県大和市中央林間4-27-18
営業時間/10:00〜19:00
休み/月曜日 火曜日不定休
※グランベリーパーク店もあります。
メゾンジブレーは、2017年7月に神奈川県・中央林間に江森宏之シェフによって誕生したパティスリーです。白と黄色を基調とした明るい店内には、果物を生かしたスイーツ各種やジェラートが通年にわたって展開されています。夏のゼリー、秋の焼き菓子、冬からのチョコレートなど、季節商品も豊富です。それらの原料は、江森シェフが日本全国に足を運び、選び抜かれた希少で高品質な果物などばかりです。