瓢亭|瓢亭の初秋のお料理「京の月見膳」取り寄せ
瓢亭
瓢亭の初秋の料理22品が入る
9月限定の折詰と、一番出汁の椀もの
瓢亭の、
京の月見膳と鱧のお椀
うまいもん筆頭目利き人
町田 成一より
京都の懐石料理で名高い瓢亭より、初秋のお料理をお届けいたします。
題して「京の月見膳」。9月限定の折詰です。
折詰の右下、秋ならではの吹き寄せのように彩りよく盛られた煮ものや揚げもののほか、松茸のおひたし、鯖きずし、いくら醤油漬けなど、秋の訪れを感じさせてくれるお料理がたっぷりと盛られています。
敬老の日に、初秋の酒宴に、実に素敵です。
初秋の夜のひと時を、美味しく、楽しくお過ごしください。
たっぷりの二人前です
以下、今回の折詰の料理を器に盛り、料理名をお伝えいたします。仕入れの事情等により、お料理内容が変わる場合があります。
美しい吹き寄せ風です
鮑柔らか煮4切れ、車海老つや煮2尾、子持ち鮎山椒煮2切れ、南瓜うま煮2切れ、小芋2つ、湯葉2切れ、揚粟麩田舎煮4つ、そして三度豆が入ります。吹き寄せのような美しい構成です。
お酒がすすみます
魚の焼きものは、カマス幽庵焼2切れ、甘鯛カラスミ粉焼2切れ、塩麹漬鰆の雲丹挟み焼2切れと茗荷甘酢漬です。風味豊かで、お酒がすすみます。
笹巻すしは穴子です
穴子笹巻すし2つと寿司生姜です。笹巻すしは、京都で進物などにもよく使われるそうです。
厚焼き玉子は
白味噌入りです
土佐あかうしローストビーフアスパラ巻2つ、菊入り鯛求肥巻4切れ、白味噌入り厚焼き玉子、鱧、三つ葉、木耳入り4切れ、銀杏酒蜜煮4つです。
松茸も楽しめます
松茸水菜菊花浸し わりだしジュレです。茶懐石の向付に使われるわりだしをジュレ状にしてあります。
いくら醤油漬も
自家製です
醤油と酒だけで漬けた自家製のいくら醤油漬と、あわせ酢が別添される鯖きずし茗荷生姜けんです。
栗蒸し羊羹も
流石です
秋らしい、栗蒸し羊羹も入ります。これもお見事です。
鱧のお椀も感動です。
やわらかな食感に
魅了されます。
鱧は湯引きをしたものが送られてきます。髙橋さんから「崩れやすので、丁寧に扱ってください」とのことです。今回は、あえて葛粉をはたかずに湯引きをしてあります。「鱧の身はより美しく咲き、ふわっと感が増します」と髙橋さんは言います。
瓢亭の一番出汁です。
出汁は、利尻昆布と鮪節からとった一番出汁です。心身にしみわたるかのような深い味わいです。京の月見膳と同梱できますので、ぜひお椀も一緒にお楽しみください。
美しく
盛り付けてください。
鱧のほかに、冬瓜、青柚子が入ります。温めるだけで、瓢亭でいただけるお椀が楽しめるのは、本当に幸せです。
南禅寺瓢亭 日比谷店
よりお送りします
右が、南禅寺瓢亭15代目の髙橋義弘さんです。左が、日比谷店店長の片倉恭兵さんです。
今回のお料理は、15代目が2018年3月に開店した、「南禅寺 瓢亭 日比谷店」の厨房よりお届けいたします。
文・町田 成一
うまいもん筆頭目利き人
撮影・八木澤芳彦
撮影・大山裕平
瓢亭 日比谷店
東京都千代田区有楽町1−1−2
東京ミッドタウン日比谷3階
営業時間/12:00〜15:00 17:00〜22:30
休み/水曜日(祝日は営業)
日比谷店は、茶室、個室、割烹風の設えがあります。
昼のお料理は、点心6000円、懐石料理1万2000円。
夜は、1万8000円、2万3000円など。