2種の生地が作る市松模様が魅力です
母の日・フェルダーシェフ
『ドミノオランジェクーヘン』
ドミノオランジェクーヘンは、バターの風味豊かなジェノワーズ(スポンジ生地)と、生クリームも使ったスフレのような食感のココア生地を、市松模様に仕上げる美しいケーキです。生地にはオレンジ風味のコアントローを打ちます。その生地でバタークリームをサンドし、マジパンとチョコレートでコーティングをしてあります。ふんわり柔らかく、しっとりとした生地。コアントローの爽やかなオレンジの香り。マジパンとバタークリームのコク。チョコレートのビターな味。これらの一体感が素晴らしい軽やかなドイツ菓子です。広島にあるドイツ菓子の名店フェルダーシェフのシェフマイスター田頭享さんが、ドイツ伝統のドミノシュタインをモチーフに作り上げた自信作です。
美しい市松模様はこうして作られます。
田頭シェフが作る、ドミノオランジェクーヘンは市松模様の美しい断面が魅力的です。この市松模様は、大変手間と時間がかかっています。前日に生地を焼き上げ、翌日にそれぞれのパーツを組み立てる事で出来上がります。
まずは2種類の生地を焼き上げます。
バターの風味豊かなジェノワーズと、牛乳と生クリームの入ったスフレのような食感のココア生地をそれぞれ焼き上げます。焼き上がった生地は、それぞれ2センチ幅にカットします。
カットした生地を交互に並べます。
クッキー生地にチョコレートを塗ってから、先程のカットした生地を交互に並べていきます。柑橘の爽やかな香りのコアントローを生地に打ち、風味だけではなくしっとり感もアップします。
バタークリームを塗ります。
バタークリームは出来るだけ薄く塗ります。薄く塗ることで軽い食感と口当たりの良さを目指します。最後にマジパンと56%のダークチョコレートでコーティングしたら完成です。マジパンは老舗メーカー、リューベッカのマジパンです。リューベッカマジパンは、アーモンドと砂糖と水だけで着色料を使わずに製造しており、香り高いアーモンドの風味とコクの深さが特徴です。
さっぱりとした味わいが後をひきます。
一見、濃厚で重たそうに見えるケーキですが、実は軽い味わいです。それぞれのパーツが組み合わさった時の食べやすさを追求した、田頭シェフの技とこだわりの詰まったケーキです。冷蔵でお届けするので、到着して直ぐに楽しめます。母の日のカードをお付けしますので、日ごろの感謝を込めて母の日の贈り物にいかがでしょうか。