希少な柑橘をデザートにしました。
豊洲パーラー
「まるごと完熟農6ゼリー」
あまり世に出回らない柑橘で
作りました。
研究用に生まれた柑橘「農6」。本来は新品種の育種のための柑橘ですが、その味わいの良さから栽培が続けられています。小ぶりで皮が固くむきにくいため、生果として店頭に並ぶことはあまりありません。しかし、味わいは濃厚で果汁も豊か。柑橘好きの人ほど驚く美味しさです。
そこで、この魅力をもっと楽しんでいただきたいと、食べやすいゼリーにしました。みずみずしく、甘みと酸味のバランスがよく、濃厚なのに後味は爽やか。口に含むと、まるで完熟みかんを頬張ったかのような味わいが広がります。
香川県産の農6です。
農6は、日本の研究機関で生まれた柑橘「かんきつ中間母本農6号」の通称です。キングマンダリンと無核紀州の掛け合わせで誕生しました。濃厚な味わいと豊かな果汁が特長で、柑橘に含まれる「ノビレチン」「βクリプトキサンチン」「タンゲレチン」などの成分を多く含むことでも知られています。
収穫は 1月〜2月頃ですが、貯蔵すると酸味が落ち着き、3〜4月頃に味のバランスが整うといわれています。完熟したまさに食べごろの農6をゼリーにします。
農6の果汁100%で作るゼリー
農6の魅力は、その豊かな果汁と濃い味わいにあります。ゼリーには、生果をそのまま搾るのではなく農6のジュースを使用しています。ジュースにすることで、農6らしい濃い味わいと香りを安定して引き出すことができるからです。
果汁100%の農6ジュースで口どけのよいゼリーにし、中には農6の果実を果汁や旨味、香りを閉じ込めたコンポートにして入れました。
一瓶たっぷり300gです。
冷蔵庫でよく冷やしてお楽しみください。ひんやりとした口当たりとともに、農6の香りと爽やかな甘みがより引き立ちます。おやつや食後のデザートに。凍らせてシャーベットにするのもおすすめです。
作ってくださったのは
maacoの関谷真紗美さんです。
関谷真紗美さんは食材の隠れた魅力を発掘した商品開発を得意とするパティシエです。 関谷さんは豊洲市場ドットコムのオリジナルブランド「豊洲パーラー」の商品を、独自のセンスと経験で、これまでにいくつも生み出しています。
文・林麻実
撮影・八木澤芳彦(農6)、八尾昌輝



