親子3代で引き継がれる讃岐桶樽の技術

讃岐桶樽 谷川木工芸『おひつ(吉野白杉使用)』3.5合 

谷川木工芸

商品説明

昭和30年創業。親子3代で続く「谷川木工芸」が讃岐桶樽の技術で作るおひつです。今や香川県で讃岐桶樽を作れるのはわずか2軒。そのうちの1軒がこの谷川木工芸です。
讃岐桶樽は香川県が誇る伝統技術の一つで、昭和63年に香川県によって伝統的工芸品に指定されました。
使用する木は「吉野白杉」。木を密集して植え、さらに枝打ち(樹冠量をきめ、調整すること)によりストレスがかかり、年輪幅が細かく緻密になり、たわみにくい特性をもちます。桶には全国的にはヤニが多い椹(さわら)の木が使われますが、讃岐木桶は杉を使うのが特長です。さらに丸太の外側にあたる白太を使います。白太は芯にあたる赤身(心材)に比べて、耐久性は劣りますが年輪幅が広くクセとなる木目の少なさ、ヤニの少なさが特長です。そうはいっても緻密な木質なため、丈夫で食べ物の風味を損なわないにくいです。

手作りによる木のぬくもりを大切にしつつ、機械による作業をうまく組み合わせることで効率的におひつを作り上げます。
木材は年輪と直角になるように取った柾目(まさめ)を使用します。これにより木のクセが出にくく、美しいだけではなく、木目から外に水分が出やすくなり、おひつの役割である水分調整を担います。

炊き立ての温かいご飯を入れると、水分を程よく吸収し、旨味は残したまま艶やかでふっくらとした状態を維持します。冷めたお米には水分を足し、過度に乾燥した状態にせず、美味しさを保たせます。今は炊飯器の保温機能もありますが、それでも大抵は水分を蒸発させすぎてしまう中、この水分の維持機能と美味しさを保つ機能はおひつならではです。

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価格8,800円(税込)

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店舗 谷川木工芸
商品番号 M004-638-2-00001
セット内容 谷川木工芸 讃岐桶樽『おひつ』3.5合 
原材料名 おひつ
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消費税率 10%標準税率
賞味期限  
消費期限 お使いになる前は、軽く水洗いし、乾いた布巾でよく拭き、ご飯を移して下さい。ご使用後は熱いお湯をさっとかけ、洗ってください。
※洗剤もお使いいただけますが、短時間でご使用ください。
保存方法 風通しの良いところで保存して下さい

【谷川木工芸】
元々は寿司用の桶屋として産声をあげました。
2014年より、桶以外の木工製品でも販路を広げられるようにと改名しました。
讃岐木桶のもつ技術をより身近に感じてもらえるよう「讃岐弁(電子レンジ対応の弁当箱)」の販売などで注目を浴びています。

【おひつ】
江戸時代に誕生したとされるお釜より前、平安時代末期に成立したとされる古辞書『色葉字類抄(伊呂波字類抄)』に飯櫃の名が記されています。
全国的にはヤニが多い椹(さわら)の木の耐久性の高い赤身を使用が使われますが、讃岐桶樽は杉の木の白太を使用する特徴があります。 香川県は山岳地帯が少なく、平地が多いことから、古来より稲作中心の農業が盛んであったため採れる木材の量は少ないです。そのため日本有数の木の名産地であり、また運河の整備もされていた奈良の安価な吉野杉の白太はうってつけであったとも考えられます。
修繕に昔はボンドの代わりに練った米が使われていました。耐久年数としても1年ほどで桶屋に行ってメンテナンスをかけるサスティナブルな道具だったため多くの桶屋が立ち並んでいましたが、プラスチック製品に押され、現在香川県で讃岐桶樽の技術でおひつを製造できるのは2軒のみです。

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創業30年に「すし桶製造所」として設立。創業以来、大切にしていることは「“手”が生み出す“木の温もり”」。2代目谷川雅則は香川の伝統工芸士として日々奮闘しております。現在では、3代目谷川清が考案した新商品「持ち運べるおひつ“讃岐弁”」がSNSでも話題になっています。おひつのご飯は水分を調整し、外出先でも甘味の増した美味しいご飯いただけます。