高橋庄作酒造店
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当代の父にあたる三代目庄作は早くから酒造りにかかわり復活陳情には積極的に取り組み、国税庁醸造試験場に学び自ら先頭にたって酒米造りを実践し、本物の酒造りを目指し戦後の造り酒屋としての地固めをしました。しかし時代は皆様ご存知の通り三増全盛の量産体制へと移行、大手と中小蔵の差はどんどんひらき、更に今日の様な飽食の時代に至ってはその量も年々減る一方で消費者は「量より質」を求めてきております。そんな風潮の中、昭和60年に当代庄作(四代目)を継いで、下落一方のそれまでの酒造りからの方向転換を決意し、不安ながらも三増全廃を実行し、創業時の純米酒中心へと切換えました。当然造りも半減となりました。 ちょうどこの頃マチダヤ木村寿成様、酒仙の会前会長の桑原様に巡り会えた事で、当蔵の目指す方向が決定的なものとなりました。その後も何かと適切な助言、教示をいただきこのうえない励みとなっております。
創業年:1875
代表者:高橋 庄作
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