糖度12度基準 で選び抜かれる
長崎みかん『味ロマン』
市場人は語る「長崎のみかんは美味しい」
みかん産地として、一般にはあまり知られていませんが
長崎県は知る人ぞ知る美味みかんの産地です。
豊洲市場のセリ人・仲卸・仕入れ人で
この地のみかんにほれ込んでいる人も少なくありません。
贈り物には長崎みかんを使う、
それが市場では当たり前の光景です。
味ロマンは高糖度でお買い得
味ロマンは『糖度12度』を基準に選び抜かれます。
この糖度は他産地であれば最高等級、いわゆる“特秀品”に当たるものですが
JA長崎せいひでは、必要以上に見た目での選果を行わず、
味重視で『味ロマン』を選び抜きます。
なので、高糖度で果汁も抜群。
外皮が薄く、袋も極薄でジューシーな食感でありながら
大変お買い求めやすい価格でご提供が可能なのです。
高糖度を実現する長崎の風土・技術
坂の町と石垣、そしてマルチが作り出す水切り栽培。
それがおいしさの秘密です。
高低差の多い土地は水はけに優れ、さらに石垣栽培を中心とした
段々畑が適度な水分をたたえます。
岩石質の土壌はミネラルに富み、絶妙なコクを生み出します。
長崎のみかん栽培は実に230年の歴史があり、
1791年の江戸時代、寛政年間から栽培の記録があります。
特に「温州みかん種」の栽培においては元祖と言われており、
代々、みかん栽培の技術を磨いてきたのです。
全国でも屈指の普及率を誇る「マルチ栽培」
この白いシートがマルチシートと呼ばれる資材で、
土にかぶせることで雨などの水分が土に入ることを抑制。
みかんの生命力を高めて高糖度に仕上げるのです。
長崎県では多くの農家さんがこのマルチ栽培を導入し、
高糖度みかんづくりを実践しています。