岩木山りんご生産出荷組合
高い生産性と高度な品質管理が美味で安全なりんごを育む 無袋栽培の 葉とらずりんご ラインナップは 究極の味へのこだわり 105名のこだわり生産者集団 それが岩木山りんご生産出荷組合 ルーツは 『無袋陸奥研究会』 見た目ではなく、本当に美味しいりんごを究める!
岩木山りんご生産出荷組合の前身は、昭和52年に結成された『無袋陸奥研究会』です。
昭和5年に青森県りんご試験場がゴールデンデリシャスと印度を交配して育成した品種が『むつ』です。
一般に『むつ』と言えばピンクのリンゴを想像しますが、実はむつは緑のリンゴです。
袋掛け栽培技術により、ピンクに仕上げることができるようになりましたが、本来の味は袋をかけないで育てた
『緑のサンむつ』 に軍配が上がります。
英語では『King of apples』と呼ばれ、Crispin の別名で有名です。クリスピー(ぱりぱり)な食感に、ゴールデンデリシャスのねっとりとした甘みと、印度の濃厚な甘みが加わり、さらに程よい酸味があるので、『りんごマニア』には高く評価されています。
以前は、見た目の悪さから、市場では全く評価されていなかったリンゴですが、『無袋陸奥研究会』を中心に生産と販売を粘り強く続けてきた結果、一部のりんご愛好家からは絶大な評価をもらえるようになりました。
その研究会がイギリスへの輸出をきっかけに発展したのが、『岩木山りんご生産出荷組合』です。平成20年度までに、全組合員がGAP(適正農業規範)審査を受けることを決議するなど、非常に厳しい目標とミッションを共有する、日本最強レベルのりんご生産出荷団体です。
ヨーロッパ各国と中国にリンゴを輸出する国際競争力は、組合の実力の証明です。
組合では農薬の使用を減らし、バクダモン(発酵菌)やトップハーベスト(乳酸菌、酵母菌、納豆菌を発酵培養させた微生物・酵素資材)を利用することで、土づくりに最大のこだわりを持っています。
『葉をとるか否か?』の前に、最高の土作りが、味の際立った極上りんごを生みます。
葉とらず栽培は自然まかせの栽培とは違います。剪定技術と多くのサポートなどを利用した枝ぶりのコントロールがあって初めて可能になります。
葉が光合成をするから、りんごに栄養が蓄積します。必然的に葉をつまないことで、りんごの味が良くなります。ところが、葉を取らないと色付きは悪くなります。
そこで、少しでも着色を良くする為には、剪定により、満遍なくりんごに日光があたるように枝ぶりを仕立てる必要があります。さらに、数多くのサポートなどで、りんごの枝を持ち上げたりして、日光の当たる角度を変えます。
様々な工夫と手間により、味も色も良い最高のりんごが育つわけです。
樹上で完熟したりんごから収穫します
りんご園地を訪ねるとすぐに気が付きます。りんごの周りの葉が黄色に紅葉し、落葉しています。つまり、葉が十分に役割を果たした証です。古い葉から順番に落葉し、りんごの周りに仕上げの日差しが当たるのです。
そこまで樹上で完熟させ、頃合いの良いものだけを選んで収穫するので、手間は余計に掛かりますが、その分、完熟したりんごの味は間違いないです。
最高水準の選果プロセス
組合員のりんごは品種別・生産者別に集荷場に運ばれ、一個一個が丁寧かつ正確に選別されます。
先ずは目視で検査を受け、センサーにかけられます。各種のセンサーは着色・糖度・大きさはもちろん、内部の変色や蜜入り度合いもチェックします。
こうして、高度な栽培技術に高度な選果技術があいまって、高いレベルの品質管理が実現します。
葉とらずサンジョナゴールド 存在感あります
究極の葉とらずシリーズ
サンむつ、サンジョナゴールド、サン王林、
サンふじ、サンシナノゴールド、サン金星
これだけの葉とらずりんごのラインナップは圧巻です。
どのりんごも特徴があり、味のボケはないです。
りんごの好みは十人十色。甘いだけでは満足できないものです。
岩木山りんご生産出荷組合の究極品から、お好みのりんごが見つかると思います。