じゃがいもの常識を覆す甘さ
「インカのめざめ」
ホクホクとした「男爵」と、煮崩れしない「メークイン」。 この2品種が、長年じゃがいも界の二大巨頭として君臨していました。 しかし近年、その牙城を打ち破り、 急激にシェアを伸ばしているじゃがいもがあります。
それが、この「インカのめざめ」です。
サツマイモを思わせる黄金色の果肉。 ネットリとして滑らかな食感。 じゃがいも界屈指の抜群の甘み。
その食味は、まるで栗の様とも例えられ、 こだわりのレストランなどで、様々な料理に使われています。
甘さの秘訣は低温貯蔵熟成
インカのめざめは、甘みとなる「ショ糖」になる前の成分が非常に多いです。
この成分が低温冷蔵庫で長期保存することによって熟成が進みショ糖に変わり、どんどん甘みが増していきます。
また、その鮮やかな色は調理後も失われることがなく、そのままレンジで加熱して食べても美味しいのはもちろん、様々な料理にお使い頂けます。
「インカのめざめ」の絶品料理はこれだ!123
1「インカのめざめコロッケ」
インカのめざめを蒸して火を通し、串を刺して芯がなければ火が通っているので、皮をむく。
(熱い状態であれば、皮は剥きやすい。やけどに注意。)
牛ひき肉、玉ねぎのみじん切りを炒めて火を通し、ひき肉がパラパラになれば、塩、こしょうで 味を調える。
芋が熱いうちにつぶして、2を合わせ、塩、こしょう、ナツメグで味をしっかりつける。
※硬さ調整に生クリームを使用すると滑らかになりますが、入れすぎると柔らかくなりすぎるので注意。
お好みの大きさに分けて、小判型にまとめる。
小麦粉、溶き卵、パン粉(衣)をつけて、170〜180度の揚げ油にコロッケを入れる。
色よくサクッと上げて、完成。
2 素材の味を活かす「インカのめざめの素揚げ」
インカのめざめを、皮をむいて縦に1cmほどの幅の拍子切りに切る
180度の揚げ油に芋を入れる
カリッと揚げる。
(3)をきって、お好みで塩をかけて完成。 香ばしいフライドポテトは、シンプルですが素材そのままを楽しめます。
3 グルメ雑誌dancyuも勧める「ポテサラ」
インカのめざめを蒸して火を通す。串を刺して、芯がなければ火が通っているので、皮をむく。
(熱い状態であれば、皮は剥きやすい。やけどに注意。)
剥いたインカのめざめを、粗めにつぶす。
塩、こしょう、マヨネーズで味をつける。
お皿に盛りつけて、仕上げにお好みでパセリ(みじん切り)をかけて完成。
インカのめざめを思う存分楽しめます。 ※お好みで玉ねぎ、きゅうりなどを入れるのもおすすめです。
※保管方法と注意点※
「インカのめざめ」は、1個1個が小さめの品種で、収穫中でも芽が伸びるほど芽が出やすい品種ですので、到着後は出来る限り冷蔵庫の野菜室で保存してください。芽が出ても品質、味には影響ありません。芽が出た場合は、指先で簡単に取れますので、芽をとってお召し上がりください。
芽が出やすいというのは、作物がエネルギ-に満ちている証拠です。
実際に、通常のじゃがいもの糖度が4〜5度に対し、「インカのめざめ」は6〜8度。じゃがいもに限らず、
全ての青果物に言える事ですが、この僅か1〜2度の差が、美味しさを決めます。
じゃがいもの常識を覆す甘さを、是非、一度お試しください。